北岳~間ノ岳~農鳥岳縦走(南アルプス、日本百名山)

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2018.07.19~22、北岳~間ノ岳~農鳥岳縦走(南アルプス、日本百名山)に斉藤ガイド、松本ガイドが登ってきましたので掲載します。
このコースは、日本百名山、日本第2.3の高峰を登ることもしかりですが、アルプス1万尺(3000m)を合わせて5座も登る内容です。

今回も天気に恵まれましたが、やはり暑い、熱中症注意でした。

1日目 仙流荘~林道バス~北沢峠~林道バス~広河原~広河原山荘(泊)
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林道バスが停車して説明がありました
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熊が皮をはいで縄張りを示す。アサギマダラ
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北沢峠で乗り換え。広河原バス停到着。
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・・・・・歩行距離0.2km行動時間10分、標高差計上36m・・・・・
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吊橋を渡り。広河原山荘にステイ。
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広河原山荘のシャワーは随分前から使用できないみたいで、今後も修復のめどが立っていない様子。ネットにはまだ使用できる様になっているので注意(事前確認)

2日目
山荘~白根御池~肩ノ小屋~北岳~北岳山荘
・・・・歩行距離6.1km行動時間9.1時間、標高差計上1661m下356m・・・
大樺沢二俣は最近の豪雨により崖崩れの為に通行禁止になっている。広河原山荘のご主人の情報より19日夕食時に情報を頂く。白根御池より草すべりコースで小太郎分岐を登る。
山荘出発。白根御池を目指します。
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急登を上っていきます。
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白根御池小屋に到着。
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北岳が顔を覗かしています。二俣分岐
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仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳
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肩ノ小屋を目指します。肩ノ小屋2989m到着、小屋の向こうに北岳。
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岩場を乗り越えて、山頂の向こうに北岳山荘小屋が・・・・・
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日本第2の高峰、北岳3193m。一万尺1座目、北岳登頂記念
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宿泊の山荘へ向かいます。
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吊尾根分岐。北岳山荘到着しました。
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北岳山荘は宿泊客が多かったが、一人一枚の布団が確保でき、お客様は同じフロアに宿泊できた。
*北岳山荘近くで雷鳥の二家族 親2匹と雛10匹を保護してあり、環境省長野県事務所の職員6人で北岳山荘に宿泊し保護活動が行われていた。

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本日出会えた花達。キタダケソウは判らずじまい。
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3日目
山荘~中白根~間ノ岳~西農鳥岳~農鳥岳~大門沢小屋
・・・・・歩行距離9.4km、行動時間10時間、標高差計上358m下1725m・・・・
富士山が朝焼けが綺麗。山荘出発。
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中白根3055m。1万尺2座名
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アルプス一万尺、中白根登記念、振り返ると北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳
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一万尺3座目、日本第3の高峰,間ノ岳。
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富士山を見ながら歩を進めます。農鳥岳手前に小屋が見えています。
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農鳥小屋2803m。小屋名物、大将。
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西農鳥岳の上り。一万尺4座目、西農鳥岳3051m。
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西農鳥岳、登頂記念。農鳥岳へ向かいます。
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ガレの登山道が続きますので気をつけて行きましょう。
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一万尺5座目、農鳥岳3026m。農鳥岳登頂記念。
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農鳥岳から大門沢小屋までの下山に時間がかかり、特に大門沢下降地点から大門沢木屋まで足元がガレ場、ザレ場で3時間30分ほど時間がかかり注意が必要。特に大門沢付近は午後になると積乱雲が発生し、豪雨と雷が多発することで、早く大門沢小屋に着く様に行動必要。
大門沢下降点。ここから小屋まで約2時間の下りです。
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小屋まであと少し。大門沢小屋へ無事に到着。
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大門沢木屋はシャワー4分間500円で大変好評でした
本日見られた花達。
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4日目
小屋~奈良田第一発電所~奈良田温泉
・・・・・歩行距離7.1km、行動時間3.4時間、標高差計下880m・・・・
大門沢小屋から奈良田下山する時に小屋のすぐ脇の登山道が崩れており、危険なためフィックスをする。下山中危険な箇所が数ヶ所ありスリングで安全確保して下山。大門沢木屋から下山時に3~4ヶ所渡渉があるが丸木橋に横板を打ってあり、今回は比較的安全に通行できましたが、今後に豪雨でいつ通行できなくなるかわからないので事前に確認必要。

●携帯電話(NTT・AU共)大門沢小屋から奈良田発電近くまで通じない。バスの運転手さんに連絡取れるのは下山口に着く前20~30前。バスの駐車から奈良田第一発電所に入れる事を事前に打合せしないと奈良田第一発電所に入られない可能性あります。
富士山の姿は最後かな?小屋を出発。
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足場が悪い所はフィックスしました。渡渉には橋があり助かりました。
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パイプの登山道。この橋にはロープが・・・
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スリングも利用しました。
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樹林帯を下っていきます。
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吊橋を渡り、パイプ階段を下ります。
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取水口です。登山道が迂回道になっていました。
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砂防ダムを過ぎて、舗装林道を歩きます。奈良田第1発電所に無事に下山しました。渡渉ポイントは雨で増水したら大変だと思います。
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・写真をクリックすると拡大できます。

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一日目は山小屋で夕食にワイングラスが出てビックリ‼美味しく二日目は北岳目指して、直登久しぶりの、体力勝負でめげそうになりましたが、メンバーガイドのお2人に最後まで、支えて頂きありがとうございました。無事に下山出来また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

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