2022.04.10 田原山(鋸山)~熊野摩崖仏に楠木、天野、松本ガイドが登ってきましたので掲載します。

このコースは、ハーネスセット、ヘルメットを利用して、岩場の通過を体験、将来の技術UPにつなげるために計画しました。

移動中の車内にて楠木ガイドを中心にハーネスの付け方及確保用のスリングの付け方をレクチャー。狭い車内ではあるが、登山口で行うより時間を多くかけられたので有効。

登山口にてトイレ(山行中に適地が無し)後、再度ハーネス装着・ガイドによる確認。クライアントからの質問としてハーネス装着時、ザックのヒップベルトの装着方法(位置)の質問有り その際、ザックのフィッティング方法もレクチャー

いよいよ、大観峰に挑戦、狭い頂上にて団体写真。

大観峰 スリング・カラビナを使った講習を行うには狭く人数が多い際は不適地。岩場の登り方程度に留めるのがベスト。60㎝スリングでは短く危険と判断し、今回ここでの講習を止めガイド一名が先行し次の講習予定地にてビレイロープのセッティング・120スリングの準備を行う。  田原山 松本ガイドには鎖場上部にて120㎝スリングと小さい鎖に有効なカラビナへの掛け替え。楠木ガイドには先行して降りて貰い、スリング・ロープの解除と下からのアドバイス。天野ガイドは上部よりクライアントのビレイ・鎖へのカラビナのセット方法等のレクチャーと人数が多い分、3名のガイドによる役割分担で講習を行う。トラバースでの確保においては60㎝スリングでも可能だが上下行動には120㎝スリングがよいので基本的に120㎝スリングを2本使用し結び目にて長短の調整をして使うのが良いと思われる。

次のステップアップは、5/29(日)、津波戸山に行きます。