2020.11.22   古羅漢~羅漢寺、檜原山に松本ガイドが登ってきましたので掲載します
古羅漢駐車場~古羅漢探索路~国東搭~旧羅漢寺参詣道~羅漢寺~P
・・・・・歩行距離1.7km、行動時間2.1h、標高差計±174m・・・・・・
古羅漢 = 鎖場の残る、多くの石造文化財が見られる岩峰。羅漢寺前に屏風を拡げたように、頂上に怪奇な岩峰や天然橋を持った高さ100mほどの丘が続いているのが古羅漢の景です。羅漢寺に入るには、この古羅漢の下のトンネルを通るのが本道なので、その景色はまるで羅漢寺の山門のように見えます。 トンネルの最高峰を飛来峰、その北に二つの洞穴のある峰を天人橋、尾根続きの南に大きく突出する岩峰群を五塔峰と呼びます。古羅漢の名称は、山上に羅漢様が並んでいる様相からつけた名前のようで、昔話に、付近の石仏が一夜のうちに、この様に飛び移ったという伝説もあります。 古羅漢の前に公共駐車場がつくられ、山上にかけて自然歩道も整備され、途中には、天然岩屋に石仏、近くに毘沙門天磨崖仏、国東塔などがあります。断崖の上に立つ国東塔は、室町時代の作品となっています。 古羅漢の景は、羅漢寺の景とで、羅漢寺耶馬渓の代表地となっています。羅漢寺は人文景観、古羅漢は自然景観を誇り、両者がよく調和しているところが魅力です。

羅漢寺


= 千三百年の古刹、荒々しい岩山、羅漢山の中腹に位置する羅漢寺は、大化元年(645)にインドの僧・法道仙人が、この岩山の洞窟で修行したことが始まりとされ、日本三大五百羅漢の一つに数えられます。羅漢寺の寺宝に、法道仙人がこの時納めたという閻浮堤金観音像(えんぶだごんかんのんぞう)が伝わります。 境内には無漏窟(五百羅漢窟)があり、様々な表情をした五百羅漢などが安置されています。その他にも千体地蔵や縁結び地蔵など3700余体の石仏、山門や本堂などの建物など多くの見どころがあります。羅漢寺は山の中腹に本堂や五百羅漢があるため、参詣には観光リフトが便利です。リフトの登り口には、青の洞門を掘った禅海和尚の遺品を見ることができる禅海堂があります。残念ながら羅漢寺は山門より先は撮影禁止なので写真がほとんどないのが残念です

檜原山(旧九州百名山、735m)




正平寺~檜原山735m(旧九州百名山)~正平寺
・・・・・歩行距離2km、行動時間1時間、標高差計±150m・・・・・

檜原山:大分県耶馬渓町(現・中津市耶馬溪町)西部にある山で、名勝・耶馬渓の一角を占める。耶馬渓の山々は、旧耶馬渓溶岩や火山礫岩に新耶馬渓溶岩が混じり、地質、地形ともに複雑な様相を見せている。この山もその1つで、メサの上にビュートがのる複合の山体である。 展望の展望はないが、この山の魅力はそれよりもむしろ山中に点在する磐座(いわくら)や護摩焚岩(ごまだきいわ)などの修験の行場跡を巡る登山にあろう。 山名の由来は不明だが、中世から近世にかけて山伏の一大巣窟として栄え、その中心が現在、8合目にある檜原山正平寺であった。この寺は、天平勝宝年間に正覚上人の開基とされ、貴重な資料が数多く残されている。特に伝統行事の「檜原まつ」は、神仏習合の珍しい御田植祭りだ。(ヤマケイより)

標高、行動時間は大したことはないけれど、歴史、エキサイテイングな面白みがあるとのアンケートでした。

次に
紅葉がきれいな、渓石園も訪ねたので写真を紹介します。