2023.05.27~29 金勝アルプス、比叡山、賤ケ岳に登ってきましたので掲載します。
金勝アルプス 金勝山ハイキングコースのご案内 – 一般社団法人栗東市観光協会 (ritto-kanko.com)
上桐生登山口~落ケ滝~天狗岩耳岩~狛坂摩崖仏~逆さ観音~上桐生登山口
・・・・・・・歩行距離約8.5km、行動時間5時間、標高差計±486m・・・・・

金勝山は、竜王山・鶏冠山などからなる複数の山の総称で金勝アルプスとも呼ばれています。登山口となる一丈
野から入山し落ヶ滝に向かいます。途中、小さな渡渉を何度も繰り返し進むと4段からなる滝の落ヶ滝に到着。
この日は気温も高く、滝壺付近では手を水に浸し冷たさを楽しみます。天狗岩からは遠く琵琶湖も見渡せまし た。稜線付近の岩は巨大な花崗岩からなり、奇岩も多く自然が作る造形を楽しみながら登ることができました。


比叡山  坂本~日吉大社~比叡山(根本中堂)~大比叡~比叡山~下山口
・・・・・・・・・・歩行距離11km、時間5時間、標高差計+874m-928m・・・・
今日は「日本仏教の母山」といわれる比叡山に向かいます。登山口にある日吉神社に参拝し登山開始。ゆっくり
標高を上げていきます。山頂付近の延暦寺では「根本中堂」「不滅の法灯」信長による「焼き討ち」などの史実 を見学しました。その後山頂となる大比叡に登り雲母坂を経て下山しました。

賤ケ岳  余呉湖~中川墓~錢ケ岳(7本槍)~下山口
・・・・・歩行距離5km、行動時間2.4時間、標高差計±358m・・・・・

3日目

この日は朝から生憎の雨となり、スタート地点から雨具を着用して賤ヶ岳へ向かいます。賤ヶ岳は羽柴秀吉と柴
田勝家が天下分け目の合戦を演じた古戦場で「賤ヶ岳の七本槍」でも有名な地です。登っていくと秀吉方に仕え
てこの地で戦死した「中川清秀墓」へ到着します。清秀の子息は九州とも強い関わりがあり、次男である秀成は
のちに豊後国岡藩の初代藩主となります。(大船山中腹にある「岡藩主中川家墓所」は3代目藩主の墓)
その後、賤ヶ岳山頂を踏み七本槍古戦場を経て登山口へ下山。次に登る予定だった三上山「別名 近江富士」は出発時からトラブル等が重なり向かうことが出来ませんでした。(参加者された方々、すみませんでした) 歴史の息吹を感じる山行でした。