荒川三山と赤石岳

2022.08.04～08　4泊5日で荒川三山と赤石岳に登ってきましたので掲載します。
今回、初めて福岡空港～静岡空港利用での実施になりました、新幹線利用での時間帯ですと、どうしても帰福時刻が遅くなり、軽減するための計画でした。

1日目　福岡空港～静岡空港＝椹島ロッジ

静岡空港から畑薙第一ダムまではジャンボタクシーでの２時間半のドライブ。１４時のバスに間に合うかと思ったが５分ほど間に合わずに井川山岳会登山相談所で待たせて頂く。１５時のバスが１０分ほど遅れて到着したが椹島までの道の７割ほどが舗装整備さてており快適に移動売店の方に聞いたら２年間の間に道路整備等をされたそうで車のパンク等もかなり減ったそう。

１日目：椹島ロッジで不要な荷物は預かってくれる為荷物を分けお風呂に入り明日の登山に備える。定期バス乗り場の一般車両駐車場に特設トイレ有り。

2日目　椹島ロッジ～清水平～蕨段～駒鳥池～千枚小屋
････歩行距離8.1km､行動時間7時間､標高差計上1475m下35m･････
２日目：千枚尾根取り付きの登山口は平成30年に千枚大吊橋がかけられており、これからのみんなを迎い入れてくれる。事前に配布されたスケジュールでは行動時間が9時間となっておりみんなが心配していたがコースタイム通りの時間で行くことが出来た。雨予報の天気も余り雨に濡れることもなく登れることが出来た。千枚小屋では伊勢さんが誕生日でみなさんから盛大にお祝いをしてもらった。

3日目　千枚小屋～千枚岳～丸山～荒川三山(悪沢岳､中岳､荒川前岳)～荒川小屋
････歩行距離5.7km､行動時間6時間､標高差計上534m下521m･････

小屋より20分程で森林限界､視界が広がる。千枚岳・丸山・東岳から南アルプス全山が見渡せる。千枚岳から丸山への稜線アルミのはしごを下ったり岩場を登ったりと緊張感を強いられます。東岳からコルへの岩場の下りは滑落、落石等注意。中岳避難小屋で小休止後、前岳へ
雲行きが怪しくなったので別れに荷物を置きみんなでダッシュ！3000ｍで走れると喜んでいた人もｗｗｗ、前岳から荒川小屋へ下る斜面はゲートで守られたお花畑で圧巻である。クロユリは終わりがけ花が数本。もう少し早ければ見れていたのかも？

4日目､荒川小屋～小赤石岳～赤石岳～避難小屋～富士見平～赤石小屋
････歩行距離6.7km､行動時間6.2時間､標高差計上542m下607m･･････

今日も午後からは天気が悪い予定、朝焼けに焼ける赤石岳を見たらみんな頑張れる。
昨日の午後に雨が降ったため足元を十分注意をして進んでいきます。連日の山行で疲れが溜まってます。
しかし、後ろを振り返ると自分達が歩いて来たルートを振返ると頑張れます。赤石岳避難小屋では１８年間管理人を務める榎田さんのお話をし奥様からはハーモニカの聞かせてもらいました。高齢を理由に今季限りでの引退を決めたそうです。
下りは長くアップダウンの続くコースです。疲れた足には応えますが十分注意が必要です。疲れたら歩いてきた道を確認し綺麗な景色で心をリフレッシュ雨が降る前に小屋に付き一安心。
今日も天気の神様に微笑んでもらえました。

5日目　　赤石小屋～樺段～椹島ロッジ　=白樺荘＝静岡空港
･･････歩行距離4.2km､行動時間3.1時間｡､標高差計下1388ｍ･････
大倉尾根下りの最初は石や根っ子が露出しておりスリップしないよう注意喚起しながら下る。やはり下りは景色がない為歩きが単調になってしまう。後半は歩き易い道となり気温も上昇。登山口最後の鉄階段は安心してスリップ事故が多い。注意すること。椹島はリニア・トンネル工事の影響で工事宿舎建設・工事車両往来で混雑している。白樺荘では早めに食事を済ませ帰路で道の駅に寄ってもらう。