2021.08.21~24 羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳に阿南ガイドが登ってきましたので掲載します。

一日目 福岡空港より10:00出発、いつもよりもゆっくり目の集合出発 羽田空港で乗換え女満別空港にノンビリと行くはずがいきなり発券ミスにより15分間確認作業の為飛行機に乗れずに待機、無事に全員乗ることが出来いざ女満別空港へ、バスの運転手さんが気さくな方で道中に「天に続く道」に連れて行ってくださりみんな大興奮、知床のホテルでは明日の羅臼岳に備えて夕飯のバイキングで栄養補給を・

2日目 羅臼岳(地の涯~弥三吉水~銀冷水~羅臼平~羅臼岳~往復~地の涯
・・・・・距離12.8km、行動時間10時間、標高差計±1427m・・・・・・

羅臼岳:朝の起床で空を見ると綺麗な朝焼けが今日は天気が良さそうだ 出発前にオロンゴ岩に登って写真を・・・山頂手前でキタキツネが出迎えてくれました。 地の涯より大沢入口までは緩やかな上り、心地よい風を感じながら高度を稼いで行きます。日曜日ということもあり沢山の方が登っていました。羅臼平過ぎて岩清水からは本格的な岩場、足元を十分注意、また頭上にある大きな岩も注意。山頂は見晴らしもよく薄っすらと北方領土も確認出来ました。

3日目 斜里岳(登山口~沢コース~斜里岳~熊見峠(尾根コース)~登山口)
・・・・・距離7.9km、行動時間8.4時間、標高差計±884m・・・・・・

斜里岳:小雨が降る中のスタート、林道は小雨がふっていましたが沢に入ると周囲の木々の枝で雨がしのげ快適登山。前日からの雨で沢コースの水量が気になっていましたが増水もしていないため旧道(沢コース)を登ることに幾度も渡渉し標高を上げていきます。雨で滑って登りづらい所にはロープを張り頑張って登ります。 通常のコースタイムより少々時間を要し上二股へ胸突き八丁を登り切ると馬の背です。風が出てきたので早めの行動。風で体勢を崩されないようし岩場を登っていきます。山頂では強風・見晴らしもないため早々に退散。 帰りは熊見峠を経由して下山。(下山しているのになぜ登る!!!)熊見峠ではみんなでクマのポーズ、熊見峠からは急勾配で滑らないように注意です。みんな山の経験が豊富なため体幹強い

4日目 雌阿寒岳(雌阿寒岳登山口~雌阿寒岳~オンネトー登山口)
・・・・・歩行距離7.2km、行動時間5時間、標高差計+788m-855m・・・・・

雌阿寒岳: 北海道3座の最終日、山には雲がかかっていますが山頂を目指します。 やはり、火山の山だけあって火口の音が歩いていても聞こえてきます。晴れていればオンネトーを見ながら登れるのですなかなか雲が取れません。7合目あたりから岩場になり最後の登りです。丁度、雲も取れ噴気口を見ることが出来ました。火口には赤沼・青沼があり幻想的な時間を過ごすことが出来ました。 一人の脱落者も出ず毎日よく歩いたと思います。