2025.11.15~17 風穴~青木ヶ原樹海、三方分山~パノラマ台、紅葉台~足和田山に登ってきましたので掲載します。

今回は三日間とも天気に恵まれたこともありましたが、富士山三昧に紅葉三昧で夢を見ているような最高の時間を過ごせました。今まで富士山の姿は色んな場所から見てはいましたが、今回ほど目の前で素晴らしい大きな圧倒的な唯一無二の最高の姿を見れたことは感動という言葉では言い表せない感情の興奮がありました。 また登山道も整備されていて急登や岩場もありましたが、気分よく歩けた気がします。
楠木ガイド寸評:秋晴れの羽田空港から富士山のふもとに向かって出発しましたがまさかの大渋滞。快晴の週末という条件の影響でしょうか。約3時間遅れで青木ヶ原樹海の鳴沢氷穴に到着。ここから樹海トレッキングをスタートしました。氷穴内は氷の塊がありひんやりとしていて、狭い通り道をかがみこんで歩く所もあり冒険気分を味わえます。蚕や植物の種の保管庫として利用されていたようです。ここから富岳風穴まで歩き本日の行程を終了しました。 宿泊した民宿はおかみさんのアットホームな雰囲気が良く、ゆっくりできました。

11.16 三方分山~パノラマ台
当初九州人には聞きなれない『三方分山・足和田山』という山名で、実は期待をあまりせずに参加でした。富士山が見れたらいいな!青木ヶ原樹海を歩くのも楽しみだな!程度だったのです。
しかし今回の山行では目の前に現れた巨大な富士山の姿に圧倒されてしまいました。裾野に広がる樹海の奥に他を寄せ付けない威風堂々とした姿、その神々しさそして山のオーラさえも感じる姿はまさに日本一だと感じました。やはり富士山は日本の誇りではないでしょうか。
今回の感動は天気のよさもありましたし、紅葉の良い時期にも重なっての事だと思いますが、もし富士山を見たいという人がいたならば是非お勧めしたい山です。
この『三方分山・足和田山』以外にも素晴らしい富士山に会える山はまだ多いと思います。もし次にそんな機会がありましたら、そちらにも参加してみたい気持ちになっております。 本当にありがとうございました。
楠木ガイド寸評
本日は精進湖の湖畔からスタート。歩き始めてすぐに精進の大杉を見物しました。周りの紅葉が存在を際立たせていました。女坂峠までの登りを終え、三方分山(さんぽうぶんやま)の山頂まで尾根道を進みます。山名の由来は3つの尾根がぶつかる所が山頂で、3つの地域の分かれ目となっています。尾根を進み今日のハイライトパノラマ台に到着。皆さん曰く、「今までで一番富士山が近くに大きく見える」とのことです。秋晴れで雲ひとつない空に見事な富士山です。これを見るために登ってくる価値は大いにあります。その後、尾根をさらに進みやや難しい痩せ尾根や武田信玄のお城跡の「のろし台」などを通過し下山しました。 さらに樹海の中を30分程歩き、昨日歩けなかった分の埋め合わせになり充実した1日でした。

今回の企画は楠木ガイドの提案だとお聞きしましたが、よくぞこの山を選んでいただいたと感謝です。山中も快適な歩きができましたし、ガイドのすぐ後ろの位置を交代で歩けたのも良かったです。とくに私は後方にいることが多いので、前を歩く良さもしっかり体験できました。これも配慮いただいた松本さん、楠木さんに感謝です。

楠木ガイド寸評 今日の足和田山も登山道がしっかり整備されて歩きやすいコースです。紅葉を愛でながらときおり急になる道をゆっくり登ります。山頂は展望台も整備され昨日と同じく雄大な富士山を間近に見ることができました。
快適な登山道を進み、快晴のもと三湖台にてちょっと早めの昼食。ここは山中湖、河口湖、精進湖が見える広い展望所です。(精進湖は見えづらい)遠くには雪をかぶった南アルプスを望むことができました。下山口の上の紅葉台までバスが進入できましたので退屈な車道歩きがカットできてラッキーでした。 帰りは入浴後、近くの道の駅から見える富士山の姿を目に焼き付けて帰路につきました。

宿はいつも松本さんが苦労して選んでいただけるので、ほぼ満足できていますが、特に今回二日目の宿の足和田ホテルは従業員さんの接客態度がとても良く食事も美味しく大満足でした。