2025.05.08～11　フェリー利用で霊仙山、蓬莱山に登ってきました。
花を「愛でる登山」をコンセプトに企画されましたが、2座とも強風、冷雨、ガスに見舞われて、まったくの期待外れに終わりました。
霊仙山では経塚山分岐手前の標高1000m付近で強風、冷雨により登頂を断念、撤退しました。残念ながらヤマシャクの群生、エビネランなどは見ることができませんでした。

計画ルートは、今回は琵琶湖の東と西に位置する２つの山を登る計画です。山行１日目は東側の霊仙山。登山口のある集落は人の住んでいる様子もなくどことなく寂しい様子でした。植林帯を登り始め、いくつかの短い渡渉を過ぎ急登の先が汗ふき峠です。雨は強くないものの今日はあまり天気が良くないようで､前半は樹林帯なのでそれほど影響はありません。ただ路面がぬかるんで急な登りでは結構な苦労を強いられました。カルスト地形の台地に到着する頃には風がかなり強くなってきて、経塚山をカットして霊仙山との鞍部に出るルートを登りはじめましたが、時折吹く体を支えるのも大変な強風の為途中撤退を決めました。それでも、登山道が石灰岩の露出するカルスト地形の窪地にあった分、多少は風が防げ 助かったところもありました。帰り道もドロドロ、ツルツルの急坂を何とか下り全員無事下山しました。天気には勝てません：残念