11/01~11/04 山の辺の道(南コース、北コース)に楠木ガイドが行ってきましたので掲載します。

山の辺の道がどんなところか、理解していただくために天理市が情報公開している内容を紹介します。

山の辺の道(南)コース | 天理観光ガイド・天理市観光協会 (kanko-tenri.jp)
コースは、
2日目、仏教伝来地~金屋の石仏~平等寺~大神神社~狭井神社~桧原神社~相撲神社~天皇陵~トレイルセンター~長岳寺~竹ノ内環濠集落~石上神宮
歩行距離14km、行動時間7.2時間、

・スタート地点の仏教伝来の地(馬井手橋)はマイクロバス駐車可能。それ以上の車は難しい。山の辺の道の正確な起点は桜井駅だが車道歩きで見所ないので今回はここからスタート。(桜井駅から仏教伝来の地までは歩きで約15分)桜井駅から歩きたいとの要望もあった。
・大神神社先の狭井神社から登ることができる三輪山へ登りたいとの要望多かった。(往復約2時間) もし、登るなら狭井神社到着を約1時間遅くしなければいけない。(登山できる時間が9:00からの為

・道から約200mそれるが、要望あり相撲神社にも立ち寄った。奈良県出身の徳勝龍関が優勝した時の記念碑あり。・トレイルセンターは食事内容、店の雰囲気ともに良かった。(金額はお昼としては少し高め)
・トレイルセンターの裏にある長岳寺の地獄絵は一見の価値あり。鐘撞きできる。
・石上神宮までは所々にトイレ、休憩所があり助かる。石上神宮から春日大社までは少なくなる。 ・奈良プラザホテルは健康ランドに併設された清潔感ある宿。お風呂、食事ともによかった。

・道は概ね舗装路。東海自然歩道と合わさる部分もあり。所々にトイレ、休憩所ある。また、山の辺の道を歩く人相手に各所に無人販売所あり、柿やミカン売っている。 ・大神神社は派手さはないが堂々として荘厳な雰囲気。ご神体は三輪山で日本最古の神社。
・長岳寺は山の辺の道から外れるが、地獄絵や鐘撞き体験など是非立ち寄りたいお寺。 ・トレイルセンターはテラス席もあり雰囲気よく食事もおいしかった。お弁当の持ち込みもできるとのこと。
・石上神宮(いそのかみじんぐう)は奈良時代以前では伊勢神宮とここだけが「神宮」と呼ばれていたとのこと。 あとはすべて「神社」

3日目 山の辺の道、北コース
山の辺の道(北)コース | 天理観光ガイド・天理市観光協会 (kanko-tenri.jp)
コースは
石上神宮~布留の高橋~豊日神社~白川ダム~弘仁寺~円照寺~嶋田神社~白毫寺~春日大社~奈良公園~大仏殿~興福寺、五重塔
・・・・歩行距離18.5km、行動時間7時間

・豊日神社~弘仁寺までの区間で横断歩道無しの大きな車道を横切る場所があり注意必要。
・円照寺は拝観できないが入口のトイレは利用可能。
・お弁当の柿の葉寿司は適度なボリュームあり味も良かった。(女性には少し多いかもしれない)
・白毫寺(びゃくごうじ)は山の辺の地から外れるが大和平野の展望よく興福寺の五重塔も見える。
・ゴール地点の春日大社、奈良公園、興福寺付近はコロナ明けの観光客でごった返していた。

・昨日のコースと比べて、今日は道中の休憩所やトイレが少なくなる。どちらも神社やお寺を利用させてもらう。 ・豊日神社を過ぎて、迂回道が分かれるが豊日城入口方面へ行く。こちらの方が山道。
・弘仁寺は弘法大師が開いたとされる古い山寺で雰囲気良かった。
・尼寺である円照寺は公開していないが、入口のトイレは使用可能。
・嶋田神社で昼食。小さな静かな神社。お弁当の柿の葉寿司はサバ・イワシ・鯛・鮭が2貫づつ入っていて食べや
 すくおいしかった。量的には女性には少し多いかもしれない。
・白毫寺は坂を登った先の高台にあるお寺で眺めが良い。これから行く興福寺の五重塔も見えた。奈良時代の仏象
 も見られる。
・春日大社に入ると一気に人出が増え、奈良公園~興福寺まで修学旅行生などで人がいっぱいだった。
・2日間を通して、歴史が人の暮らしに密接している奈良の魅力が感じられた。また、2日で30km強の距離を
  歩くので登山とは一味違った充実感と達成感があった。