2016.09.25~28 黒戸尾根を登る甲斐駒ケ岳(山梨県、長野県、日本百名山)に楠木ガイドが登ってきましたので掲載します。

サンサン山倶楽部では、日本三大急登ということと、途中の小屋が10人以下しか受け付けしないなどの理由で計画を渋っていましたが、アンケートなどで希望があり始めて企画しました。

1日目 北杜市に宿泊
北杜市は福岡からは遠い、今日は移動日。ペンションのオーナーが散歩に連れて行ってくれて山(金峰山、瑞牆山、茅ケ岳、甲斐駒ケ岳)を説明を受けました。大変気さくな方でアンケートも良かったです。
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2日目 尾白P~竹宇駒ケ岳神社~七丈小屋
・・・・・歩行距離6.8km、行動時間7時間、標高差計上1558m・・・・・
尾白駐車場。竹宇駒ケ岳神社。
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安全祈願して、横の橋を渡ります。渓谷道分岐。
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樹林帯の上りです。笹の平分岐。
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樹林帯なので景色が見えません。刃渡りです、鎖が設置されていて問題ありませんでした、このころから視界が開けます。
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刃渡りです。
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刃渡りを通過。急登の岩場。
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休憩ポイント。歩きずらい階段上って行きます。

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木橋を渡り、梯子を上ります。大岩の祠前に到着。
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又、梯子です。岩場を抜けていきます。
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七条小屋に到着、今夜はここで宿泊です。
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七丈小屋までの登り、長いのだが前半は時折平坦道もあり意外ときつくなかったとの印象。

最初のクサリ場の「刃渡り」も整備されているので恐怖感はない。

なお、ここからはストックはザックに収納して両手フリーで登ってもらった方が安全。

コースのほとんどが樹林帯、刃渡り付近で初めて視界が開ける。5合目にあった小屋は現在ない。

七丈小屋は第二小屋で宿泊。ご主人は非常に特異な方でコミュニケーションをとるのが難しい。(挨拶しない、詳しく説明しない、質問しても返事がない・・など)ただ、悪い人ではない。最低限のことはこちらからきっちりと聞いておく必要あり。

朝食は翌朝7時くらいからしかできない。


3日目 七丈小屋~甲斐駒ケ岳~駒津峰~双児山~北沢峠
・・・・・歩行距離4.4km、行動時間6.4時間、標高差計上679m、下971m・・・

甲斐駒ヶ岳の登り、前日よりこの日(七丈小屋から上)の方が傾斜増す。

垂直の岩場あるがステップが切ってありクサリも下がっているので問題ない。

甲斐駒山頂からの下り、ザレで滑りやすいので注意。六方石から駒津峰までは登り、山頂まで短いが岩場で歩きにくい。

七丈小屋を出発。今日は最高の登山日より。
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甲斐駒ケ岳が見えてきました。後に金峰山、瑞牆山方面?
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岩場にステップがあるので大丈夫。クサリも使って登ります。
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沢山の岩場、鎖場です。
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地蔵岳のオベリスクの向こうに富士山が見えています。岩場は続きます。
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大岩が目の前。
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岩場を抜けて最後の上り。山頂に到着。
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甲斐駒ケ岳2967m山頂。登頂写真。
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甲斐駒ケ岳の下り。ザレで滑るので要注意です。
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岩肌をトラバースして急坂を下ります。
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問題場所を通過しました。さらに六方石付近の岩場を通過します。
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駒津峰に到着、一休みです。双児山、4合目の標識。
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樹林帯を下って宿泊先の北沢峠です。
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皆さん天気が良くて良かったですね~。
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