2018.11.17~18 古羅漢探勝道~羅漢寺と渓石園(耶馬渓、中津市、大分県)と旧千灯寺跡~五輪塔~五辻不動尊、岩戸寺、文殊仙寺に松本ガイド、栗林ガイドが登ってきましたので掲載します。

最初に、古羅漢探勝道~羅漢寺と渓石園を掲載します。

登山口~国東塔~羅漢寺~登山口
・・・・・歩行距離1.7km、行動時間約2h、標高差計±174m・・・・・

古羅漢の説明書き。古羅漢の景(天人橋)
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探勝道入口。登山開始
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柵や鎖がありますが注意して通過しないといけませんネ。
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雲僲窟。さらに進みます。
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ステップの大きい階段はきついです。天人橋が見えてきました。
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階段を登り切ります。
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石造観音菩薩坐像。
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小屋を抜けて再び探勝道へ。
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次に向かったのが古羅漢摩崖仏、室町時代作と言われています。
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前に進むと危険な岩場を通過します、しっかり鎖を掴み足元を確認して進みます。雨時は岩が滑るので要注意です。
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絶壁のトラバースして、岩を潜ります。
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岩場を周回して国東塔へ向かいます。
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鞍部へ下る鎖場、一番危ない所かな? 次に国東塔への鎖場の上り。
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国東塔です、素晴らしい展望。一班の記念写真。
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2班の記念写真。国東塔から岩窟の中の地蔵。
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下りが一番危ないですよネ。法岸寺橋へ下山です。
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法岸寺の登山口(下山口)。国東塔を振り返る。
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羅漢寺旧参道を登っていきます。
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参道風景。
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イチョウの落ち葉が綺麗です。曼荼羅石、歴史と風格を感じます。
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途中にはシイの実や紅葉が綺麗でした。
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仁王門到着。
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仁王像。
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これから先は撮影禁止で羅漢寺の写真はありません。
一部はリフトで下山、紅葉が綺麗。徒歩で下山組も無事にげざんしました。
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渓石園
大きな庭園です、おまけに無料です。今回は紅葉が綺麗でしたが春は桜が綺麗です。
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富貴寺、宿泊
富貴寺に向かいました。富貴寺の仁王像。
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富貴寺の大堂も中を見ることができました、一般的には閉まっていることが多いですがラッキー。
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富貴寺の国東塔。富貴寺の笠塔婆。
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サンサン山倶楽部、常宿に宿泊。美味しい料理に舌鼓。
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手打ちソバ。抹茶や甘味まで。
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・写真をクリックすると拡大できます。
・次号は2日目を掲載します。


古羅漢 = 鎖場の残る、多くの石造文化財が見られる岩峰。羅漢寺前に屏風を拡げたように、頂上に怪奇な岩峰や天然橋を持った高さ100mほどの丘が続いているのが古羅漢の景です。羅漢寺に入るには、この古羅漢の下のトンネルを通るのが本道なので、その景色はまるで羅漢寺の山門のように見えます。 トンネルの最高峰を飛来峰、その北に二つの洞穴のある峰を天人橋、尾根続きの南に大きく突出する岩峰群を五塔峰と呼びます。古羅漢の名称は、山上に羅漢様が並んでいる様相からつけた名前のようで、昔話に、付近の石仏が一夜のうちに、この様に飛び移ったという伝説もあります。 古羅漢の前に公共駐車場がつくられ、山上にかけて自然歩道も整備され、途中には、天然岩屋に石仏、近くに毘沙門天磨崖仏、国東塔などがあります。断崖の上に立つ国東塔は、室町時代の作品となっています。 古羅漢の景は、羅漢寺の景とで、羅漢寺耶馬渓の代表地となっています。羅漢寺は人文景観、古羅漢は自然景観を誇り、両者がよく調和しているところが魅力です。

アンケート:古羅漢(溶岩浸食景観)は自然が悠久の時間をかけて造った芸術品ともいうべき景観をみていると自然のダイナミックな営みに驚嘆します。それにしても険しい岩峰上の「国東塔」はどのように安置されたのでしょうか?
室町時代作と伝えられていますが、ヘリコプター、重機のない往時の人の知恵に驚きを禁じえません。

羅漢寺 = 千三百年の古刹、荒々しい岩山、羅漢山の中腹に位置する羅漢寺は、大化元年(645)にインドの僧・法道仙人が、この岩山の洞窟で修行したことが始まりとされ、日本三大五百羅漢の一つに数えられます。羅漢寺の寺宝に、法道仙人がこの時納めたという閻浮堤金観音像(えんぶだごんかんのんぞう)が伝わります。
境内には無漏窟(五百羅漢窟)があり、様々な表情をした五百羅漢などが安置されています。その他にも千体地蔵や縁結び地蔵など3700余体の石仏、山門や本堂などの建物など多くの見どころがあります。羅漢寺は山の中腹に本堂や五百羅漢があるため、参詣には観光リフトが便利です。リフトの登り口には、青の洞門を掘った禅海和尚の遺品を見ることができる禅海堂があります。

写真提供はT・Mさんでした。いつもありがとうございます。